【百済寺樽復活PJ】第一回「田植え・百済寺来訪」体験報告
第1回田植え体験・百済寺来訪!
初めまして、百済寺樽復活プロジェクト事務局です!百済寺はかつて、「東洋一の寺院」「地上の天国」と称された知る人ぞ知る名刹です。室町時代に隆盛を極めた象徴が幻の銘酒「百済寺樽(ひゃくさいじたる)」。幕府や朝廷に献上、愛飲された「百済寺樽」は、清酒の起源「僧坊酒」発祥の1つとなりました。しかし、戦国の覇者織田信長の手により、天正元年(元亀4年)百済寺は寺の全域を焼き討ちされ、人々に愛された「百済寺樽」の歴史に幕が閉じたのです。
2017年、焼き討ちから444年の時を超え、私たちは「百済寺樽」を復活させようと住職とともに立ち上がりました。資料などが焼き討ちにより残されていないので、二代目の「百済寺樽」です。
幻の銘酒「百済寺樽復活プロジェクト」に賛同する体験型オーナーを募集し、県内外から17人、大阪・東京などの都市部の20〜70代と幅広い年齢層からご応募いただきました。
年4回の体験で、今回が第1回目となる酒米の田植えと、百済寺への来訪。参加者には一本ずつ手植えしてもらい、米づくりの大変さを学んでいただきました。女性は早乙女姿をしていただき、普段着る機会が少ない衣装なのでとても満足されていました。昼食は百済寺町の女性たちにご協力いただき、おにぎりと自家製の漬物が用意され、オーナーさんも農村部の豊かさを肌で感じてくれたようでした。
百済寺の歴史、百済寺樽の歴史を勉強と参拝
午後からは百済寺住職の案内のもと、百済寺の歴史そして百済寺樽の歴史を勉強し、参拝させていただきました。ほとんどの方が初めての来訪でしたが、広大な自然と歴史ロマンに感動されていました。
【EVENT SCHEDULE】
2017年5月6日体験オーナー第一回「田植え、百済寺来訪」
9:30 受付開始
10:00「百済寺樽」田植え作業
12:00 お昼ごはん
13:30 百済寺歴史探訪
15:00 終了