お知らせ

北緯35度線上の奇跡的配置

北緯35度線上の奇跡的配置

百済寺は、推古14年(606年)10月21日に創建された近江の最古級寺院であり、その位徴は北緯35.1度線上に存在します。
この線上には、西に向かって、太郎坊(八日市)…比叡山…次郎坊(鞍馬山)…百済(光州)があり、東に向かっては荒子観音寺…熱田神宮がほぼ同一線上に並びます。
この偶然とも思える配置は、実は必然的・意識的な配置であることが最近明らかになって参りました。
つまり、日本に暦・天文・地理・遁甲(兵術)・方術(仙人術)を伝えた百済僧「観勒」(日本最初の僧正)は、推古10年(602年)に来日し、百済寺創建のための選地・方位決定等に大きく関与した様子が伺われ、百済寺開闢法要後の供養僧としても長く滞留しています。
従って、百済人が若狭ルートで湖東地域に渡来・定着してゆく過程で、母国百済の光州と同一線上の近江に太郎坊を、山城に次郎坊を、鈴鹿山麓に百済寺を意識して設定した可能性が高いといえます。
私はこの北緯35度線上の配置を名付けて『百済望郷線』(Pecche Nostalgia Line)と呼ぶことに致しております。

 

top