釈迦山百済寺 御朱印
御朱印は受付にて授与しております。 近江西国観音霊場 第十六番「植木観音」御朱印 聖徳太子御遺跡 第三十四番「弥勒佛」御朱印 湖国十一面観音霊場 十番「大悲閣」御朱印 などがあります。
百済寺は1400年以上前の推古14年、聖徳太子によって創建された近江国最古級の寺院です。
名だたる人物の歴史舞台として、また天台別院と称された時代もあり、近江の人々の信仰を集めてきました。
聖徳太子が、八日市の太郎坊山の麓に宿をとられた時、毎夕方に東の山中に瑞光(妙光)をご覧になられました。
不思議に思われた太子が翌朝、鈴鹿の山中に分け入られると幹の上半分が切り取られた大木が立っていました。
この大木の周りには、たくさんの山猿が果物を供えて礼拝している光景を見られて、この杉の大樹こそ聖木であると確信され、杉の木に十一面観世音菩薩像を入刀されました。
この故事から「植木観音」と呼ばれています。
釈迦山百済寺は、飛鳥時代、推古14年(606)に聖徳太子の勅願によって開かれた近江最古の仏教寺院です。
創建当時は、日本に仏教を伝来した渡来僧や先進的な文化、技術を伝えた百済系氏族の氏寺として発達したと考えられます。
平安時代になり、比叡山延暦寺が開創されると、やがて当寺院も天台宗となり、その規模は拡大され「湖東の小叡山」、「天台別院」と称されるほど壮大な寺院に発展していきます。
平安末期から鎌倉、室町時代には、度重なる火災や戦乱による厄災によって、建物の多くを焼失しましたが、なお勢力を保ち続け再興を果たします。
元亀4年(1573)には、織田信長の焼き討ちによって全山灰燼に帰してしまいました。
江戸時代になり、寛永14年(1637)には明正天皇による再建を勅許する論旨を給わり、僧侶たちは諸国に勧進し、幕府の老中や大奥、東叡山寛永寺、彦根藩主などから寄進、喜捨を受け、慶安3年(1650)に本堂、仁王門、山門(赤門)等が再建され、いまもその姿をとどめています。
【名蹟図誌近江宝鑑/上巻/愛知群/百済寺/抜粋】 滋賀県立図書館近江デジタル歴史街道より
昭和15(1940)には、本坊喜見院を現在の位置に移転するとともに庭園を造営しました。
また、現在は国史跡として、紅葉の名所として、広く知られており、多くの参拝者にお参りいただいています。
百済寺では、安産の佛様がお祀りされている不動堂で祈願を執り行っています御祈祷は事前の予約が必要となります。(10日前には御連絡下さい。)
百済寺境内に残された本堂など、貴重な文化財として末永く守り、後世に受け継いでいくためにもご寄進をお願いしております。
一口3,000円受付けでお申し出頂けると幸いです。
御朱印は受付にて授与しております。 近江西国観音霊場 第十六番「植木観音」御朱印 聖徳太子御遺跡 第三十四番「弥勒佛」御朱印 湖国十一面観音霊場 十番「大悲閣」御朱印 などがあります。
住所 | 〒527-0144 滋賀県東近江市百済寺町323 電話:0749-46-1036 ファックス:0749-46-2096 |
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拝観時間 | 8時30分〜17時(受付は16時30分まで) |
拝観料 | 【大人】(個人)600円(団体30名以上)550円 【中学生】(個人)300円(団体)250円 【小学生】(個人・団体ともに)200円 【障がい者】(個人)500円 |
駐車場 | バス・乗用車ともに無料 [収容台数:大型バス20台、乗用車220台] |
札所・霊場 |
近江西国観音霊場第十六番 / 神仏霊場第141番(滋賀第9番) / 湖国十一面観音霊場第十番 / 聖徳太子御遺跡第三十四番 / びわ湖百八霊場第64番 / 湖東二十七名刹第十一番 / 百寺巡礼第35番(五木寛之) / 井伊家ゆかりの16社寺第十六番 |